憧れの女性・国井律子さん
ライダーの一人として、またすてきな生き方をしている女性として、私の中で大きなあこがれなのが国井律子さんです。
国井律子さんはこれまでたくさんのバイクで訪れた旅のエッセーを出版していますが、そのどれを読んでもバイクへの愛情がたっぷりと感じられます。
私がバイクの免許をとろうと思ったきっかけもこの国井律子さんの本を読んだことです。
本に書かれている場所のいくつかにも、真似をして行ったこともあります。
同じバイクを使った旅行をするにしても、国井律子さんのエッセーを読んだことでより楽しくその感覚を楽しむことができたのではないかと思います。
参考サイト:国井律子さんの公式ホームページ
エッセーでとくに好きなところ
私が国井律子さんのエッセーで一番好きな特徴は、バイクに乗りながら見る景色を女性らしい繊細な筆致で書かれていることと、旅先で出会った人との関係をとても大切にしていることが感じられるところです。
また人との出会いを大切にしている反面で、旅は基本的には少人数(ご結婚前は一人)で行うことがほとんどで、自立したしっかりと意思のある女性像が思われます。
バイクに乗る女性というと、ともするとヘンに肩肘を張った男勝りのキャラクターのようにも思われがちですが、国井律子はそんな「男の真似をする女」という印象は微塵もなく、女性らしいバイクの乗り方というものを示してくれています。
私のように、女性として女性らしくバイクに乗る姿に憧れの気持ちを持った人もきっと多いのではないかと思います。
個人的には、国井律子さんのおかげで女性ライダーは2割くらい増えたんじゃないかと思うんですがどうでしょうか。
昼夜を問わずあちこちを乗り回すような生活でした
バイクのある生活は本当に楽しくて、免許をとったばかりのころは特に目的もないのに昼夜を問わずあちこちを乗り回すような生活をしてきました。
時々は危険を感じるような経験もしましたし、事故に巻き込まれそうになったこともありましたが、過ぎてしまうとそれもよい思い出になっています。
バイクに乗っていると、ちょっとした非日常的な経験をしている気分になれるというか、生活の中で感じるこまごまとしたストレスを忘れさせてくれるように思います。
ぼんやりしているわけではないのですが、バイクを走らせていると普段はしないような考え事ができたりするので、それからの仕事や生活にも発想を生かしていくことができます。
そんなバイクの楽しさを教えてくれた国井律子さんは、これからもきっと私の中で永遠のあこがれとなっていってくれるのではないかと思います。