
お手伝いを頼むときはルールを設けるべき
我が家では、お手伝いをしたときにお小遣いを貰えるというシステムを設けています。
このシステムのおかげで大抵は進んでお手伝いをしますが、状況によっては子どもがあまり言うことを聞かなかったり、適当に済ませたりすることも。
私もあまりイライラしたくないので、お手伝いを頼むときはいくつか自分の中でルールを設けています。
子どもにお手伝いを頼むコツ
まず1つ目は、命令口調ではなくて、子どもにお願いをすることです。
「茶碗洗って」「洗濯物たたみなさい」と、命令口調で言うと子どもはやる気になりません。
子どものやる気をそがないよう「洗濯物たたんでくれると本当に助かる」とお願い口調で言うのがおすすめです。
ただ、お願い口調だったとしても荒い言い方では、子どもは怒ります。正直、そこまで気が回らないときもあるかもしれませんが、なるべく柔らかい口調でお願いしてみましょう。
2つ目は、黙って見守ることです。これ、頭の中ではわかっていてもなかなか難しいんですよね。
自分の理想と子どもの動きは違って当たり前です。あれこれ指図すると、やる気を失うだけでなく、集中力や論理的思考の力を奪ってしまいます。
ある程度子どもには好きなようにさせて、気になるところは本人に「これはこうしたほうが良いよ」と教えてあげてください。
3つ目はきちんと感謝をすることです。時には自分の理想と仕上がりがかけ離れているかもしれませんが、「ありがとう」という言葉をきちんと伝えましょう。
ダメ出しをするのをぐっとこらえて、頑張りを褒めてあげると子どもは喜びますし、「次も頑張ろう!」と自信を持って取り組むようになります。
ちなみに、お手伝いをしたらすぐにお小遣いをあげるわけではありません。
その出来具合を「優・良・可」のレベルに分けて、そのレベルに応じてお小遣いの金額を変えています。
お手伝いは量ではなく質であること、一つのお手伝いに対し、丁寧に対応する大切さを身につけて欲しいからです。
私の子どもが進んでやる手伝い
子どもたちが進んでやるお手伝いは、洗濯物をたたむ・既定の場所に入れるのと、食事の準備です。
特に料理は2人とも興味があるらしく、上手かどうかは別として進んでやってくれます。
先日、子ども用の包丁を買ったので、昨日は野菜を切ってもらいました。
味付けを頼むのはまだまだ先ですが、ハンバーグであれば肉をこねたり、ゆで卵をむいてポテトサラダ用に刻んでもらったりと、頼めることが少しずつ増えてきています。
小遣い制をもし解除しても、自ら引き受けてやってもらいたいですね。