
2人の子どもたちは結構な偏食家でした
今でこそ好き嫌いが減った子どもたちですが、幼い頃は結構な偏食家でした。
食べるまでずっと見守っていた時期もありましたが、食事の時間を窮屈に感じて欲しくなかったので、その方法は早々と打ち切ることに。
ママ友に聞いたり、ネットで出てくる好き嫌いの克服法を参考にしながら、食事を作っていました。
私がやった好き嫌い克服法
私がやったことは、できるだけ新鮮な食材を食べさせることです。
子どもたちは野菜全般があまり好きじゃなかったので、細かくみじん切りにして野菜の味が分からないようにして出していました。
でも、子どもは細かく切ってもそれをよけて食べるんですよね。ただ一口食べれば終わりなのに!と思うのですが。
にんじんをすりおろしてケーキやマフィンなどに入れ込めば食べましたが、できればお菓子でなく料理で食べて欲しい…という気持ちでした。
そんなとき、見つけたのが収穫体験です。
新鮮な野菜を収穫できるイベントがあったので、子どもが野菜にちょっと興味を持ってくれるかな?と思い、参加しました。
トマトやにんじんなど、普段はあまり食べたがらない子どもたちでしたが、自分が収穫した野菜だからか興味を持ってくれたようで、いつもより食いつきがよかったんです。
しかも、それがすごく甘くて美味しい。「これなら食べれる!」といつもの倍以上に完食してくれました。
このときのイベントで、自分たちで収穫する楽しさを知ったことから、家庭菜園をスタート。家庭菜園で野菜に触れ、育つまでに手間暇かかることを知ったようです。
愛情かけて育てた野菜を収穫するのは、子どもはもちろん大人でも嬉しいものですよね。
今は、トマト・きゅうり・なすを植え、毎日の育ち具合を子どもたちとみるのが日課です。
収穫体験や家庭菜園に触れた今、子どもたちの野菜嫌いは少しずつ減り、食べたことない食材でもとりあえず口にするようになりました。
気長に待つのも大事
あれもこれも食べて欲しい!という気持ちになるのは、親として当たり前です。
ただ専門家の意見によると、にんじんやピーマン、玉ねぎ・納豆が食べられるようになるのは、平均で10.2歳だそう。
15歳の時点でやっと8割の子どもたちが食べられるようになるので、大人が思っているよりも長い時間がかかります。
幼い頃は苦手だった食材が、大人になって急に食べられることもあります。私の場合は梅干しでした。
「これ食べなさい!」とピリピリしたムードをつくるのではなく「美味しいね」という言葉が飛び交う、楽しい食事の時間を過ごせるよう心がけましょう。