皆に「何に乗っているの?」と聞かれます
「バイクが好きでよくツーリングに乗っています」というようなことを初対面の人などに話すと、相手が同じくバイクが好きなら決まって次にくる質問は「今は何に乗ってるの?」ということです。
すべてがそうではないかもしれませんが、私がこれまで出会ってきたライダーさんたちはそれぞれ自分なりのこだわりをバイクに持っていて、ほかのライダーたちがどんなふうに乗っているかということが気になるようです。
その点私などはお恥ずかしいことに国井律子さんが好きでバイクに乗り始めたというようなミーハーな動機を持っているもので、急に乗っている車種について尋ねられたり、どういうところが気に入ってる?といった突っ込まれたことを聞かれると、ええまあと適当に言葉を濁さなくてはならないくらいでした。
日本のバイクの歴史を塗り替えるような名車も登場していた
ですが、最近になっていろいろとバイクについて調べてみたところ、過去には日本のバイクの歴史を塗り替えるような素晴らしい名車も登場してきたことがわかりました。
確かにバイクに長年乗っている人にとっては、青春時代にそうした話題のバイクが登場したということがあれば、強烈な思い出として残ってその後のバイク人生を大きく左右することにもなってしまうかもしれませんね。
そこで、今回は私自身のためのメモ代わりとして、調べて知ったバイクの絶版車についていろいろと書いていこうかと思います。
まず、絶版車の中でも人気が高いのは、カワサキのZ1という車種です。
カワサキというと、ホンダ、ヤマハに続く三番手という印象のあるバイクメーカーですが、他のメーカーがバイク以外の事業をメインとしている企業なのに対し、カワサキはバイク事業がメインとなっている点で、かなりマニア向けの車種を多く出しています。
そんな中でもカワサキのZシリーズは絶版車の中でも希少性の高い人気の車種となっており、芸術的とまで言われるボディの曲線やきれいに並んだ4本のマフラーが独特の造形を持ってライダーたちの目を引きつけています。
また、ホンダCB1100Fというタイプもマニアにはかなり人気が高いバイクです。
日本ではバイクの排気量は750ccが最大となっていることがほとんどなのに対し、CB1100Fは北米仕様のものを逆輸入するという形で入ってきたものであるため、細かい部分が日本車と違った仕様をしているということがポイントになっています。
CB1100Fはもう一つ欧州仕様タイプもあり、そちらも北米仕様とまた細かいパーツが違っています。