女子のためのライダー入門

投稿日: 作成者: GRour7uK

国井律子さんが乗ってきたバイク

国井律子さんがこれまでエッセーで紹介されてきた旅に使われたバイクはたくさんあります。
愛車であるハーレーダビットソンのスピードスターをはじめとして、最新著書である北米大陸横断に使用したホンダのXR230、イタリア旅行に登場したビッグスクーター、 山梨県でのトレッキングで使用したヤマハのセロー250、他にも浅草をめぐるときに使ったリトルカブと、種類も排気量もさまざまです。
著書「国井律子のハーレー日本一周ひとり旅」によると、国井さんがバイクの免許をとって一番初めに購入したのがスズキのGSX1100Sカタナだったそうですが、こちらは購入後半年程度で手放してしまったといいます。
スズキ・カタナの走行性は全く文句なかったと仰っています。レーシングコースで目一杯走行してみたとき、あまりにもスピード性能の高さに怖くなってしまったためと説明しています。

ハーレーダビットソンのスピードスター

二番目に購入されたのがその後長く愛車として使用されることになるハーレーダビットソンのスピードスター。こちらはどちらかというと加速に時間がかかったり振動が大きかったりと気になる点はあるものの、のんびりした旅をするにはこのくらいがよいと思わせるものであったと書かれています。
私も一人のライダーとして思うのが、必ずしも性能が高いバイクが一番よいバイクとは言えないということです。
不思議なのですがバイクはその機種によってちょっとしたクセや個性があって、自分の好みやタイプに合ったものを見つけると、そこに多少の欠点などがあってもなんとなく長く乗り続けることができてしまったりします。
男性を選ぶときにちょっと似ているかもしれませんね。旦那には言えませんが。

私自身、最初はこんなにもバイクにはまってしまうとは思っていなかったので、最初に取得した免許は中型(当時は普通自動二輪免許)でした。
ところがより乗れるバイクの種類を増やそうと思ったことで、中型免許取得の翌年には大型免許取得に乗り出してしまったという経緯があります。

大型免許というと、よほどのスピードマニアでないと取得しないんじゃないかと思われているふしもちょっとありますが、バイクの場合は排気量が多いからといって少ないバイクよりも加速性が高いとは一概には言えません。

自分に合ったバイクを選ぶには、やっぱりできるだけ選択できる幅を広げて、そこから選ぶようにするのが一番です。
私も子育てが一段落してもう一度バイクを買うときには、ハーレーなど大きなものを買いたいです。