下調べをして入念に準備をする
ツーリングを計画するときには、きちんと事前に下調べをして入念に準備をしておくことが大切です。
バイクに乗り慣れてくると、街乗りくらいでは物足りなくなって泊まりがけの長距離ツーリングにも挑戦をしたくなります。
ですが行き当たりばったりでツーリングをしてしまうと、故障やガス欠を起こして立ち往生になってしまったり、その他なんらかのトラブルに巻き込まれて困ったことになる可能性があります。
どれだけ準備をしてもトラブルというのはどうしても起こってしまうものではありますが、それでも準備さえしておけば防げるものもあるので、あとから後悔しないためにも基本的な項目だけはおさえておくようにしましょう。
ベストシーズンは「夏」
まずツーリングをする時期についてですが、なんといってもベストシーズンになるのは「夏」です。
学生なら長い夏休みを利用して好きなところへ旅行をするのも大きな楽しみですが、社会人になってもその楽しさは変わりません。
ただ学生のように1ヶ月単位の長い旅程は立てられませんので、連休やとれる休みをうまくやりくりして計画を立てていきます。
成人女性なら体力に自信があってもやっぱり長い日数を旅行で過ごすのはかなり疲れますので、せいぜい4~5泊くらいまでで考えればいいでしょうか。
一日の走行距離をしっかりと計画する
またバイクツーリングでは、あらかじめ宿泊地を予約で確保しておくためには一日の走行距離をしっかりと計画しておく必要があります。
電車やバスならばよほど運行状況が乱れない限り予定通りに目的地に着くことができますが、バイクの場合には自分でそこまで移動をしなくてはいけません。
初心者のうちに「行けるだろう」で無理な移動日程を作ってしまうと、途中で疲れて夜中にやっと辿り着いたというようなことになってしまったりして十分に旅行を楽しむことはできません。
ですので、自分の腕前を過信せず少し余裕があるくらいの移動時間で考えた方がよいでしょう。
だいたい6~7時間くらいまでが乗車時間にするのに適する時間です。
できるだけ軽装で
次に旅行をするときに持ち物になるのが服装ですが、バイクの場合にはあまりたくさんのものを積めないので、できるだけ軽くする工夫が大事です。
しかし熱いからといってバイクに薄着で乗ってしまうと、事故のときに体を守れないばかりか紫外線や風による乾燥で具合を悪くしてしまったりします。
夏場のツーリングでは通気性のよい長袖ジャケットを用意するとともに、洗濯をしてもすぐに乾かせるドライ生地の服装をまとめて用意しましょう。