盗難

投稿日: 作成者: GRour7uK

もし盗難にあったときのショックは計り知れない

日常的にバイクに乗る人が自動車利用者と異なるのが、愛車であるバイクをとても大切に思っていることが多いということです。
クルマ好きの人の中にもあちこちを自分なりにカスタマイズしたり毎日のように洗車をしたりと丁寧なケアをする人もいますが、全体として愛車に対して強い愛着を持っている人の割合は圧倒的にバイク乗りの方が多いでしょう。
バイクは単なる移動手段ではなく、ほとんど家族の一員と言ってもよいほどの存在にもなります。

そんなかわいいバイクですから、もし盗難にあってしまったならそのショックは甚大です。
しかし残念なことにバイクの盗難は非常にありふれた犯罪で、ちょっと目を離した隙に大胆に持ち去られてしまったというようなこともよくあります。
ですので、バイクから離れるときにはしっかりとキーを抜いておくのはもちろんのこと、できればU字チェーンなどで二重三重の防犯対策をしておくことが必要です。

そのまま持ち去られてしまう

最近のバイク盗難でよくあるのが、自宅やその周辺の駐車場に停めておいたバイクをそのまま持ち去られてしまうというような例です。
実際にあった例としては、事前にバイクに「このバイクを○○万円で買い取ります!」といったいかにも業者風のチラシを貼り付けておくという手口があります。
じつはこの買い取り業者がすでにダミーで、チラシを貼り付けしておいてから数日しても取り去る気配がないようなバイクを確認して、盗難しても発覚の時期を遅らせるというようなことをしているのです。

大きめのトラックを搬入すれば簡単に持ち出せるそう

バイクの盗難の場合運送業者を装って大きめのトラックを搬入してしまえば、簡単にバイクそのものを持ち去ることができます。
キーはあとから偽造することができますし、U字チェーンなども完全に持ち去ってからなら器具を使って無理やり切断することもできます。
ですのでそうしたチラシが貼られていたらすぐに取り去るとともに、あやしい場合には最寄りの警察に連絡をするというのもよい方法でしょう。

しかしバイクの存在が業者に知られてしまえば、もし目を付けられたときには始終見張っていなければ持ち去られてしまったりします。
ですので、できるだけ屋内の扉付きの駐輪場に設置するとともにカバーなどでバイクの存在を知られないようにすることが大事です。

ただしどんなバイクでも持ち去られるというわけではなく、特定のレトロバイクなど人気の車種に盗難は集中する傾向にあります。
私などはそれほどお金をかけたバイクというわけではないのでしばらくは安心かもしれませんが、油断は大敵です。