増える自転車ライダー
ここ最近、街中を歩いているとスポーツタイプの自転車に乗った人をよく見かけますね。
以前はハンドルが湾曲したロードレースタイプの自転車で公道を走るのは、自転車を使った配達をする自転車輸送サービスの人くらいなものでしたが、今では混雑時には何列も重なるほどたくさんの人が自転車用通路を走っています。
中でも目立つのが女性のライダーさんたちで、おしゃれにレース用のウェアを着こなしながら颯爽と風を切って走っている様子が見られます。
私はもともとバイクのライダーであったこともあり、自転車にもかなり前から興味がありました。
私の尊敬する国井律子さんも自動二輪だけでなく自転車で長距離をツーリングする旅に出かけており、自分の体を使って移動をするという楽しさにもとても憧れます。
とはいえロードレース用のバイクは普通の自転車に比べてかなり高価な上に、ギアが数種もついていて操作が難しかったりもします。
始めるには敷居が高い自転車ツーリングですが、つい先日思い切って自分用の自転車を購入してみることにしました。
自転車はこんなに体にいい
自転車は昔からダイエットや運動不足の解消のために広く推奨されてきた運動です。
中高生の頃などは単に通学の手段として乗り回していたものですが、大人になって自転車に乗る機会が少なくなってくるとなんとなく物足りないようにも思え、ジムなどでエアロバイクをおもいっきり漕ぎたくなる衝動を覚えたりします。
自転車が体によいと言われている理由は、まず一定時間継続して運動をすることで起こる有酸素運動に適しているからです。
有酸素運動をするためには少なくとも15分~20分くらい継続して運動をしなくてはいけませんが、ジョギングや水泳などでずっと運動を続けるのはなかなか大変なことです。
その点自転車の場合運動量が体に適度な負担をかけるくらいですむので、比較的長く運動を続けやすくなります。
また自転車の場合重力の負担を直接筋肉に受けることがないので、初心者でも怪我をしにくく、その分繰り返し行いやすいというメリットがあります。
エアロバイクでもよいのですが、やっぱり外の風を切って走るという爽快感は何者にもかえられないものであるので、晴れた日にはちょっと遠乗りをするといった趣味を持つのがよいようです。
下半身エクササイズでダイエットにも最適
自転車運動をすると、体を動かす時に一番使うことになるのが太もも周辺の下半身です。
ダイエットに詳しい人なら常識ですが、人の体の中でも特に脂肪がたまりやすいのはお尻から太ももにかけての部分で、ここを集中的に引き締める運動を行うことでより効果的なダイエットにつなげることができます。
すなわち、自転車をこぐという運動はそのために最適であるということです。
いくつもメリットのある自転車運動ですが、そんな理屈は抜きにしてもただ乗っているというだけでも十分に楽しいということに乗る意味は集約されると思います。
まだまだ自分のロードバイクは完全に乗りこなせていませんが、これからシーズンに向けてどんどん乗る距離を伸ばしていきたいです。